Linear 未知なる時空を訪ねる旅の途中でめぐり逢った不可思議な風景と出来事
知的冒険エッセイ / 時空の旅
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死後の世界の解明〜魂の復元
 第1833回 「生き続ける魂のありか〜その存在証明とは」 では、「体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる既視感(デジャブ)と呼ばれる現象」 から物質的自我が消滅しても意識的自我である 「魂」 は生き続ける可能性について論考した。
 そして、第1835回 「他我問題の解消〜意識と物質の狭間」 では、「心の中で思い描いた風景や物体などのメンタルイメージを機能的磁気共鳴画像装置で取得した脳の信号から復元する新たな技術」 について述べた。 この技術を使用すれば、宇宙が 「意識的現象」 なのか、それとも 「物質的現象」 なのかを解明することができるかもしれないのだ。
 そうであれば、「死後の世界」 の解明もまた可能なのかもしれない。 しかり。 時空間に生き続ける 「魂の意識情報」 を抽出して、現実世界に復元させることができても 「不思議ではない」 のである。
(※)以下は蛇足ながら
 かくなることをいつもの 「ともがら」 と論じていたとき、話はついに 「あの世の所在」 にまで及んでしまった。 私があの世(天国、あるいは冥界 ・・ 等々)は、天上にあるのではなく 「君の横」 にあるのかもしれないと言うと ・・ 彼は、出来うるならば 「斜め後方」 にして欲しいと要求した。 私が、仏像であれ、観音像であれ、光背の 「後光」 がその方向から照射されているのは、「そのせいかもしれないな」 というと ・・ 「そうでしょう」 ということになって、ことは円満に落着したのである。

2023.12.05


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