| 理論物理学者リチャード・ファインマンが提唱した
「経路積分」
の意味するところは、「可能なすべての過去と未来を加算すれば我々が眺める現在に至る」 というものである。 他方、私が提唱する現在だけで構築された
「シンプルな宇宙」
の意味するところは、「過去と未来は現在に含まれていて、その中からとある過去と未来が今の今である現在に象出してくる」 というものである。
両者の論点を比較検討すれば表現は違えど 「同じ現象を述べている」 という等価構造が見えてくる。
|
| 「人生の意味は過去にある」
とした人生論の根拠もまたこの構造から導かれる。 曰く、過去・現在・未来で構成される線形時間は的はずれであって、それに縛られない
「自由なプロセスこそが秩序である」 とする考え方である。
|
|