| 大乗仏教の中心経典である華厳経が説く 「一はすなわち一切であり、一切はすなわち一である」
とする教義しかり、フランスの数学者、ブノワ・マンデルブロが説く 「全体の形状と部分の形状が自己相似になっている」 とする幾何学概念しかり、理論物理学者、デビット・ボームが説く
「目に見えるすべての明在系には宇宙の一切を統御する暗在系が含まれている」 とする宇宙構造しかり、茶人、千利休が看破した 「世の中のこと一杯のお茶にしかず」
とする茶の湯の世界しかり ・・ そして、私が提示した 「細部は全体であり、全体は細部である」 とする宇宙モデルの構造等々。 これらはすべて
「宇宙の非局所性」 を述べたものであるとともに、同時に 「宇宙のホロニック性」 を述べたものでもある。
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