現代社会は 「不機嫌な社会」 である。 ちょとした感情の起伏で口論(バトル)が始まる。
その口論に付き添う弁護士は大繁盛である。 あるいは、その論争の火に油を注いでいるのは彼ら弁護士なのかもしれない。 不機嫌の原因は思い通りに事が進まないことである。
しかして、この世は思い通りにいかないことばかりである。 ゆえに不機嫌な感情は尽きることがない。 尽きないものを追求しても 「生産的な解決」
は期待できない。 「何か手はないか?」 ということであれば、あたりまえのことではあるが、ささいな不機嫌は忘れて、せいぜい 「上機嫌に生きる」
ことぐらいである。
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第1932回
「気分で生きる時代」 では、「不機嫌な時代」 について論考している。 参照願えれば幸いである。
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