この仮説が正しければ、エントロピの増大がもたらす不確実性社会の行き着く先に、一筋の光明が見えてくる。
曰く。 善も悪も、希望も絶望も、繁栄も衰退も、禍も福も ・・ また想い方次第である。 つまり、意識世界では何をどう想おうが自由であって、物質世界のように時間や空間に拘束されない。
だが意識世界(仮想世界)が何をどう想おうが自由でエネルギが消費されないからといって、想ったことを物質世界(現実世界)で実現しようとすれば、時間と空間に拘束され、エネルギが消費されることを忘れてはならない。
だが情報化社会の根源が我々自身が 「何をどう想うか」 にかかっていることを自覚するだけでも 「大いなる救い」 となろう。 「不確実性社会の命運」
はそこにかかっているのであるから。
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